ブログ 2019.05.13

桜満開の中、深山霊峰の山々をめぐる中で思うこと。

尾瀬野の小さい吉野桜も満開を迎えるとともに、5月12日の檜枝岐村春の愛宕神祭礼の日を迎えました(2019年5月8日、男性浴室より満開の桜を望む)。

尾瀬野の小さい吉野桜も満開を迎えるとともに、5月12日の檜枝岐村春の愛宕神祭礼の日を迎えました(2019年5月8日、男性浴室より満開の桜を望む)。

採ってきた山菜を天日でよく干して乾燥させ、お客様に食べていただくために保存します。平均約2日間くらいは良く乾燥させる必要があります。(天日で干すことにより味がとても深い味わいになります)。この日は、天候も良く暖かい一日で、初日としてはよく乾燥できました。

採ってきた山菜を天日でよく干して乾燥させ、お客様に食べていただくために保存します。平均約2日間くらいは良く乾燥させる必要があります。(天日で干すことにより味がとても深い味わいになります)。この日は、天候も良く暖かい一日で、初日としてはよく乾燥できました。

イラ草科のイラです。イラの素朴な自然の香りと味わいは春の山菜の中でもダントツに素晴らしい深山の春の味わいです。

イラ草科のイラです。イラの素朴な自然の香りと味わいは春の山菜の中でもダントツに素晴らしい深山の春の味わいです。

5月12日の春の愛宕神祭礼奉納歌舞伎も終わり、シーズンはいよいよ新緑の季節へと向かい尾瀬国立公園のシーズンも間近ですが、ここ2,3日で気温もかなり高くなり原生林の新緑や、山菜なども最高の季節となりつつあります。そんな中、山菜のイラもそろそろ始まりを迎えております。以前、父と母に山菜の王様は何かと尋ねたところ、それはイラであるとの答えをもらったことがあります。普通山菜の王様といえばゼンマイやタラの芽を想定するところだと思いますが、イラを選ぶところに、父と母の山菜で生きてきた、また、山菜とともに人生を送ってきた、山菜に対する人生の深さ、凄みがあるような気がします。なかなか山菜に長年かかわっていなければ、、イラの深い味わいの意味はわかりづらいと思います。
父と母の数十年以上にも及ぶ山菜採りの人生から、山菜に対する真の意味を学ばなければいけないと思います。

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