ブログ 2021.12.15

2021年紅葉シーズン・日々移り変わる紅葉の姿を見つめ続けた日々     (11月2日~3日・紅葉に染まる小沢平ブナ樹海ライン)。

鮮やかなモミジの紅葉が続いていた小沢平ブナ樹海ラインの秋の景観は本当に素晴らしいものでした((11月2日・10時02分)。

鮮やかなモミジの紅葉が続いていた小沢平ブナ樹海ラインの秋の景観は本当に素晴らしいものでした((11月2日・10時02分)。

落葉する前の一瞬の紅葉の輝きを見つめているような感覚でした(11月2日・10時02分)。

落葉する前の一瞬の紅葉の輝きを見つめているような感覚でした(11月2日・10時02分)。

もう明日には葉が枯れて落葉してしまうかもしれない、最後の最高の紅葉に染まるモミジの姿に出会って(11月2日・10時03分)。

もう明日には葉が枯れて落葉してしまうかもしれない、最後の最高の紅葉に染まるモミジの姿に出会って(11月2日・10時03分)。

小沢平ブナ樹海ラインの中でも尾瀬ヶ原方面や燧ケ岳方面を望む、展望の開けた広大な深山霊峰の原生林の奥に至仏山を望む場所にて(11月2日・10時11分)。

小沢平ブナ樹海ラインの中でも尾瀬ヶ原方面や燧ケ岳方面を望む、展望の開けた広大な深山霊峰の原生林の奥に至仏山を望む場所にて(11月2日・10時11分)。

小沢平ブナ樹海ラインの原生林は、ブナの木もモミジもその輝きが違います(11月2日・10時19分)。

小沢平ブナ樹海ラインの原生林は、ブナの木もモミジもその輝きが違います(11月2日・10時19分)。

太陽の光を浴びたモミジの輝きが最高の紅葉の景観を醸し出しているようでした(11月2日・10時21分)。

太陽の光を浴びたモミジの輝きが最高の紅葉の景観を醸し出しているようでした(11月2日・10時21分)。

深山霊峰のブナの原生林を貫いている小沢平ブナ樹海ラインの秋は、毎年、心洗われるような本当に素晴らしい紅葉の景観が見られます(11月2日・10時58分)。

深山霊峰のブナの原生林を貫いている小沢平ブナ樹海ラインの秋は、毎年、心洗われるような本当に素晴らしい紅葉の景観が見られます(11月2日・10時58分)。

今年の秋も、最高の樹海ラインの紅葉に出会えて本当に感動でした(11月2日・11時00分)。

今年の秋も、最高の樹海ラインの紅葉に出会えて本当に感動でした(11月2日・11時00分)。

毎年、紅葉がピークを迎える日は1日か2日であり、今年もその最高の紅葉の日に出会えたことは本当に感動でしたし、大杉岳の南西に広がるブナの原生林の凄さを改めて感じました(11月2日・11時01分)。

毎年、紅葉がピークを迎える日は1日か2日であり、今年もその最高の紅葉の日に出会えたことは本当に感動でしたし、大杉岳の南西に広がるブナの原生林の凄さを改めて感じました(11月2日・11時01分)。

翌11月3日の日には、もう紅葉は落葉がかなり進んでいるようでした。可憐な美しい花々と同じで、最高の紅葉を迎えている時間というものは本当に短いものです(11月3日・11時23分)。

翌11月3日の日には、もう紅葉は落葉がかなり進んでいるようでした。可憐な美しい花々と同じで、最高の紅葉を迎えている時間というものは本当に短いものです(11月3日・11時23分)。

落葉の目立つブナの原生林の中で、輝きを放つモミジの紅葉を見つめて(11月3日・11時42分)。

落葉の目立つブナの原生林の中で、輝きを放つモミジの紅葉を見つめて(11月3日・11時42分)。

ブナの原生林の落葉の光景の中に、モミジの紅葉の姿が本当に鮮やかな1日でした(11月3日・11時54分)。

ブナの原生林の落葉の光景の中に、モミジの紅葉の姿が本当に鮮やかな1日でした(11月3日・11時54分)。

小沢平の開墾地にて冬囲いや刈り払い作業を終えて、帰る途中のもう薄暗くなる頃には落葉はかなり進んでおり、季節の流れの速さを改めて感じた夕方でした(11月3日・16時31分)。

小沢平の開墾地にて冬囲いや刈り払い作業を終えて、帰る途中のもう薄暗くなる頃には落葉はかなり進んでおり、季節の流れの速さを改めて感じた夕方でした(11月3日・16時31分)。

標高2132.4mの会津駒ケ岳から繋がる大杉岳の南西の広大なブナの原生林を貫いている小沢平ブナ樹海ライン。幼少の頃から小学生の頃までは、徒歩で尾瀬御池登山口から小沢平までブナの原生林の中を歩いたものですが、中学生の頃には自動車道路が開通し、その道路の便利さと有難さを本当に感じたものでした。私の祖母であるエイノおばあさんは100歳と6か月で亡くなられましたが、開墾地にて生活されていた頃、自動車にて送り迎えの際には、いつも「車はあんまり重宝だ、こんな便利なものはない」と涙ながらに話されていたことが今でも忘れられません。とてつもない苦労と苦しみを乗り越えながら生き抜いたからこその一言であったと思います。開墾地で生活し、桧枝岐村本村から、開墾地までの片道約20㎞・標高差約600mの過酷な山道を荷物を背負いながら歩き続け、過酷な大自然の中で開墾し、山菜とともに生涯を生き抜いたその姿は人間として本当に美しい姿であったと思います。瀬戸内寂聴さんがこのほど亡くなられましたが、瀬戸内寂聴さんの精神論や人生論に相通じるようなものが、エイノおばあさんにはあったように思います。山菜のフキ採りの最中に蛇に出会っても、蛇に、「こーたとこさ来ねーで早く家に帰ろよー」と語り掛け、コオニユリを見ては、「上を見たとてきりがないと、下を見て咲くユリの花」と話しかけ、食事のおかずは山菜のみで、たんぱく源として鰊(ニシン)を重宝され、山グミをご飯の上にかけて貴重なものとして食し、アンニンゴ(ウワミズザクラ)をかけがえのないものとして焼酎漬けにして食用品として重宝し、ドクダミは傷の塗り薬などとして焼酎漬けにして保存されるなど、生活のすべて人生そのものが大自然との共存共栄そのものでした。自分で苦労して採った山菜は、多くの人々に捧げている姿が本当に素晴らしいものでした。大自然の中での山菜採りそのものが、どんな時にも人のためであったのだと思います。
今年の秋も、11月2日を迎えた頃でしたが、遅れてやってきた紅葉前線の中で、小沢平ブナ樹海ラインの最高の紅葉の景観を見られたことに本当に心の底から感謝でした。11月3日以降、標高約1000mから1300m付近の紅葉でも、季節は一気に落葉の季節へと向かってゆくことになります。

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