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ブログ 2025.11.28

ブナの木の紅葉の奥に、玉子石と万年雪で有名な日本100名山・平ヶ岳(標高2141m)の姿を望んで(小沢平ブナ樹海ラインにて・2025年10月24日)。

この日、ブナの木の輝きが本当に綺麗でした(小沢平ブナ樹海ラインにて・2025年10月24日)。

最盛期を迎えたモミジの姿からは、より一層光り輝く秋の光景が見られました(小沢平ブナ樹海ラインにて・2025年10月24日)。

ブナ平上部では落葉の光景が見られ、ここブナ平下部では、本当に鮮やかな紅葉の光景が見られました(2025年10月29日)。

最盛期を迎えたモミジ、落葉も始まったモミジと、本当に様々な紅葉のシチュエーションが見られたのがこの日でした(2025年10月29日)。

尊く、かけがえのない大自然の母とも称される、ブナの木。高度経済成長の発展の陰で、本当に多くのブナの木が伐採されていった歴史の代償が、河川の洪水や森林の崩壊など様々な自然災害へとつながっていったことは、本当に悲しいことです(2025年11月2日)。

今年のブナの木の紅葉の輝きは、2年前の紅葉と同じく素晴らしいものでした(2025年11月2日)。

紅葉の最盛期を迎えた、小沢平ブナ樹海ラインの紅葉は、まさに、最高の秋の輝きを感じさせる光景でした(2025年11月2日)。

檜枝岐村内を出発し、尾瀬ブナ坂から始まり、尾瀬ブナ平を経て、小沢平ブナ樹海ラインへと続く広大なブナ樹海ラインの大自然の紅葉は、会津駒ケ岳(標高2132.4m)や燧ケ岳(標高2356m)の麓を通る、四季折々の自然景観を望む樹海ラインです(2025年11月2日)。

ブナの木は多くの水分を蓄えているため、本当に重たい樹木です。一番重量があるのは、楢(ナラ)の木になるかと思います。ナラの木の次に重たいのが、ブナの木であったと思います。シオジや銘木の多い栃の木などもとても重たい樹木です(2025年11月2日)。

秋の日の光に輝く、ブナの葉の光景です。大自然の輝く姿はまさに芸術であり、人間では到底届くことのできない地球の美しい姿であると思います(2025年11月2日)。

モミジの木の内部はとても赤く、そしてとても固い樹木です。この日のモミジの紅葉が紅葉の最盛期を物語っているようでした(2025年11月2日)。

このブナの木や様々な落葉樹の葉が、無尽蔵に落葉していった後のふかふかな登山道や原生林内の大地の腐葉土の中に足を踏み入れた時も、大自然の四季のかけがえのない凄さを感じるひと時です(2025年11月2日)。

外見からはわかりませんが、ブナの木の内部は真っ白で、中心部の芯は、ピンク色の輝きを見せ、水分がしたたり落ちるなど、本当に大自然の美しさを物語るような、素晴らしい樹木です(2025年11月2日)。

四季の大自然の厳しさの中で育つ原生林のブナの木の枝は、美しい曲がりの枝ぶりを見せ、枝の先端は、本当に細く輝くなど、芸術的な輝きを見ることができます。秋のキノコであるブナハリタケはこのブナの木ですが、真っ白で、おいしいキノコです(2025年11月2日)。
尾瀬シャトルバスの今期の運行も終わり、尾瀬国立公園内の山小屋さんなども営業を終了され、尾瀬国立公園の、春から秋の観光シーズンが終了を迎える頃、尾瀬ブナ平や、小沢平ブナ樹海ラインなどでは、まだ紅葉の最盛期を迎えてゆく秋の自然の光景が見られました。毎年、小沢平での秋の作業などで、樹海ラインを通過しておりますが、今年の秋も、本当に様々な大自然の秋の光景に出会いました。予想していた通り、ブナの木の紅葉の輝きが素晴らしく、本当に嬉しい紅葉の日々でした。特にこの頃は、小沢平ブナ樹海ラインの紅葉の輝きが素晴らしく、カメラの画像だけでは、その紅葉の大自然の美しさとか、凄さはなかなか表現できませんが、おそらく、会津駒ケ岳(標高2132.4m)から続く、大杉岳の南西の雄大な奥深い山々の紅葉の姿などは、ドローンを使用して撮影すると、驚くような、檜枝岐村そしてブナ樹海ラインの紅葉の姿が表現されるかもしれません。
かつて檜枝岐村には、製材所もあり、ブナの木なども製材しておりましたが、私もその檜枝岐村村営の林産所という製材所で、約18年間働かせていただきました。今から約40年前は、故郷檜枝岐村にUターンして来て結婚してもなかなか働く場所もなかった時代に、採用していただき(4月~12月・冬はスキー学校)、働かせていただいた檜枝岐村の人々には、本当に心から感謝の気持ちしかありません。また、その製材所や山々での材木搬出などの仕事の中では、かけがえのない自然や樹木のことを先人の方々から学ばせていただくことができましたことも、かけがえのない人生の思い出です。一緒に働いてきた人々も、多くの方々が高齢で亡くなられている現在ですが、檜枝岐村の広葉樹林や、針葉樹林などが、如何に深山霊峰の大自然の中で多くの人々に大自然の恵みをそして雄大な自然の姿を魅せてくれているのかを学ばせていただいた18年の年月でした。
11月初旬。このあと今年の紅葉は、思いもよらないフィナーレを迎えることとなります。
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